【インテリアトレンド】トレンドをおさえたリビングスタイル4選ご紹介！

ニュースタルジアスタイルは、レトロでノスタルジックの雰囲気の中に現代的なエッジを効かすことで、どこか洗練された印象を与えるインテリアスタイルのことです。

英語の「new（＝新しい）」と「nostalgia（＝懐かしむ気持ち）」が合わさった造語で、高い技術を持つ現代のハイテクな住宅設備と、懐かしさを感じるレトロなアイテムを組み合わせることで、ニュースタルジアなインテリアスタイルを表現していきます。現代的なのにどこか懐かしさを感じるリビングスタイルです。

ニュースタルジアスタイルのリビング作りのポイントは、レトロで上質な家具とハイテクな住宅設備の組み合わせです。ここで使用するレトロな家具は古いものをそのまま使うのではなく、しっかり手入れを加え上質さをプラスするのが重要。

レトロで上品な家具と最新の設備のコントラストでメリハリが効くことで、ほかにはない個性的なリビングに仕上がるのです。

マキシマリズムスタイルのインテリアは、明るい配色と遊び心が詰まった複雑なパターン、部屋の隅々までインテリアが置かれていたり装飾が施されていたりするのが特徴です。マキシマリズムとは対照的なインテリアスタイルにミニマリズムがあります。

ミニマリズムは最低限必要なインテリアだけを置くスタイルで配色もシンプルです。

そんなミニマリズムと正反対なのがこのマキシマリズム。インテリアデザインのルールに捉われず大胆かつドラマチックに、自分の好きなものに囲まれることで居心地の良さがある空間作りを目指します。

特徴的なマキシマリズムは、個性的で型のない配色やさまざまな大きさや形の組み合わせるのが好きな方、集めたアイテムや好きなものを全て飾りたい方にはピッタリのスタイルです。マキシマリズムのコーディネートのポイントとしては、テーマをしっかりと決めた上で大胆なパターンやモチーフを取り入れていくことです。

バイオフィリックデザインはインテリアの中に自然を感じられる空間に仕上げていくコーディネートスタイルです。近年ではカフェやオフィス、商業施設などでも取り入れられており、見かける機会も多いグリーンを活用した空間デザインですが、そのデザインやパターンはさまざまなものに分かれます。

そんなバイオフィリックデザインをリビングに取り入れる場合は、自然を感じさせるシンプルで上質な家具と、たくさんの植物を使って作っていくのがポイントです。

たとえばちょっとしたアイテムでも木材や石など天然素材を使ったものを、ファブリック類もコットンやシルクのような自然由来のものを取り入れていきましょう。また観葉植物やドライフラワーをお部屋のアクセントとなる場所に飾るとバイオフィリックデザインの雰囲気がグッとアップしますよ。

ラスティックモダンのお部屋は、自然的で素朴な印象のコーディネートが特徴のインテリアスタイルです。英語の「rustic（＝素朴な、田舎の）」と「ｍodern（現代的な、今風の）」を組み合わせた言葉で自然素材を使って素朴でラフな印象の家具に、現代的な要素のあるアイテムを加えることで特徴のあるコーディネートに仕上げます。

ラスティックモダンに欠かせない自然素材のインテリアですが、素材本来の素朴な印象を強く与えるアイテムを使うのがポイントです。塗料などで隠さず木材の荒々しい木目や、レンガや石の壁材などを活かすことで、その素材自体がインテリアとして際立ち、空間の雰囲気を作ってくれます。

アクセントとして加えるモダン要素には、金属やメタル素材のアイテムなどを使うとメリハリが効き、全体のバランスがまとまります。

グランドミレニアルスタイルはちょっとおばあちゃんテイストが入っていて、古いものと新しいものがミックスされたコーディネートスタイルです。元々グランドミレニアルとは、英語の「grandma（＝おばあちゃん）」と「millennial（1980年代から1990年代に生まれた世代）」を組み合わせた造語で、20半ばから30代後半の世代で、流行のものよりも少し時代遅れや古臭さを感じさせるスタイルを好む人々のことを指す言葉です。

たとえば、ローラアシュレイのプリントやフリル、刺繍のリネンなど古風なものを好みます。グランドミレニアルスタイルのインテリアは古臭さの中にも女の子らしいフリル付きのストールやソファなど可愛らしいインテリアアイテムをふんだんに取り入れるのがポイント。

柄に柄を重ねたり、お気に入りのアンティークや雑貨を飾ったりしながらもモノであふれ過ぎないようにして絶妙なバランスを保っていきましょう。