FBA(フルフィルメント by Amazon)とは?ご利用料金や注意点をまとめてご紹介!

FBAとは?ご利用料金や注意点をまとめてご紹介!
「出品してみたいけど配送業務のノウハウがない」
「人手が足りなくて在庫管理まで手が回らない」
Amazonで出品している方、また出品を考えている方の中には上記のような悩みをお持ちの方もいるかもしれません。そんなとき便利なのが、出品者に代わってAmazonがフルフィルメント業務を代行してくれる「フルフィルメント by Amazon(FBA)」。

この記事では業務の大幅な改善も夢ではないFBAについて詳しく解説していきます。最後まで読んで是非参考にしてみてください。

FBAとは?

FBA(フルフィルメント by Amazon)とは、出品者に代わってAmazonが商品の発送や保管、返送業務などのフルフィルメント業務全般を代行するサービスです。
Amazonの配送ネットワークを使って、販売事業者のサポートを目的に提供されています。Amazonフルフィルメントセンターに自ストアの商品を納品すると、その注文や受注、梱包、発送、カスタマーサービス、返品対応などフルフィルメントにかかる全般の業務をAmazonが代行するシステムです。Amazonの出品サービスに登録しているストアオーナーなら誰でも利用が可能です。

FBAを導入する3つのメリット

FBAを導入する3つのメリット
Amazonが持つ高いノウハウを活かして、顧客満足度を向上にも期待ができるFBA。自ストアに導入すると、以下の3つのメリットが期待できます。
  • ・Amazonプライム対象商品として販売可能
  • ・業務を軽減しながら売上アップが見込める
  • ・365日販売活動が可能
単純に業務を軽減するだけではなく、売上アップにもつなげやすいのがFBAの特徴です。最大限に活かせるようそれぞれのメリットを確認していきましょう。

Amazonプライム対象商品として販売可能

FBAを導入するメリットひとつ目は、自ストアの商品をAmazon プライム対象商品として販売可能な点です。FBAを利用して出品した商品はprimeのロゴが表示され、出品者に代わってAmazonが商品の梱包や配送、カスタマーサービス、返品対応を代行することユーザーに伝わります。発送先が高いノウハウを持つAmazonというだけで購入するユーザーに安心感や信頼感を与えることが可能です。

またprimeのロゴが付いている商品は配送特典の対象となります。送料無料をはじめ、お急ぎ便やお届け日時指定便配送も無料で利用できるため、購入の決め手ともなり得る要素です。Amazonは日頃からプライム会員獲得に力を入れおり、primeロゴが付いた商品へのサービスは年々利便性が高くなっています。

業務を軽減しながら売上アップが見込める

業務を軽減しながら売上アップが見込めるのもFBA導入のメリットです。FBA未利用の場合、商品の出品から保管、在庫管理や梱包、発送まですべてを出品者自身でおこなわなければならず業務が多岐にわたります。FBAを導入すると前述した一連の業務をAmazonが代行してくれますので、これまで梱包や発送にかけていた時間を、マーケティングや販促など別の業務に当てられるようになり結果として売上アップが見込めるようになります。

そのほかにもFBAを導入すると、決済方法の選択肢が増え海外への発送も可能です。クレジットカードや代金引換、キャリア決済などさまざまな支払方法を選べるのはユーザーにとって利便性向上につながります。また海外へ発送できることは販路拡大が狙えるため売上アップにも期待できるでしょう。

365日販売活動が可能

FBA導入すると24時間365日間の販売活動が可能となります。
FBAを導入しない通常の商品出品の場合、商品の保管や梱包、発送手配は出品者自身の手でおこなわなければなりません。出品しているストアに従業員が多数おり、休みなく営業しているならば注文に即座に対応できます。しかしながら、一般のストアはコストの面からも必要最低限の人数で運営していることが多いため、休業日もあれば時間帯によっては対応が難しいのが普通です。

そんなときFBAを利用すると、24時間365日年中無休でいつでも商品の対応を可能にします。長期休暇のGWやお盆、年末年始も休まずに注文販売に対応できることは大きなメリットです。

FBAを利用することで発生する料金

FBAを利用することで発生する料金</h2>
なにかと便利なFBAですが、ストアとして気になるのは利用することで発生する料金ではないでしょうか?FBAの料金体系は月額基本料4,900円に、手数料と保管料が掛かる体系となっています。手数料と保管料は細かく以下のように分けられています。
  • ・配送代行手数料
  • ・在庫保管手数料
  • ・FBA梱包準備サービス
  • ・長期在庫保管手数料
  • ・購入者返品手数料
  • ・返送・所有権の放棄手数料
たとえば配送代行手数料では、商品のサイズや重さにより17の区分に分けられています。寸法60cmの標準サイズの料金は1個あたり421円、寸法 220cm未満の特大型サイズは個数あたり3,970円と商品サイズによっても料金は大きく異なるのが特徴です。
またFBAには各手数料の見積ができる「FBA料金シミュレーター」が用意されているので、導入の前にどのくらい費用が掛かるのかを知ることができます。

FBAを利用するときの注意点

最後にFBAを利用するときの注意点について解説していきます。
ひとつ目の注意点として購入者情報の追跡ができないことです。FBAは配送や問い合わせの対応などの業務をすべて任せる仕組みです。そのため個人情報保護の観点から購入者情報の追跡が自ストアからはできません。仮に顧客との間にトラブルが生じ問い合わせがあった場合、直接対応することは難しく、カスタマーセンターに対応を完全に任せる形を取ります。

そのほか解約時の在庫にも注意しておきましょう。解約する場合、FBAの倉庫に預けている商品を返してもらう、または廃棄する必要があります。倉庫に商品を残したまま放置してしまうと、いつまでも保管料を払い続けなければなりません。

まとめ

FBAのメリットや料金体系について解説してきました。
出品者に代わってAmazonが配送や梱包などのフルフィルメント業務を代行してくれるFBAは、導入することで大きな業務効率化が期待できます。配送代行手数料や在庫保管手数料といった費用は掛かりますが、年中無休やプライム対象商品として登録など大きなメリットがあるのも魅力となっています。まずはどのくらい費用が掛かるのか、FBA料金シミュレーターで無料の見積りをしてみてはいかがでしょうか。
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編集者O

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