【Yahoo!ショッピング】売上を上げるために必要な対策とは?他モールとの違いも解説

【Yahoo!ショッピング】売上を上げるために必要な対策とは?他モールとの違いも解説
数あるECサイトの中でも国内で根強い人気を誇るのが「Yahoo!ショッピング」。その知名度からECサイトをはじめる際に出店を検討される方も多いのではないでしょうか。 しかしながら、
「Yahoo!ショッピングは他のモールと比べてどこが違うの?」
「商品を上位に表示するためのSEO対策がわからない」
「素人が出店しても売上を上げられるわけない」
といった悩みや疑問が解決できず、なかなか踏み出せない方もいるはず。

そこでこの記事ではYahoo!ショッピングで売上を上げるために必要な対策を解説していきます。他モールとの違いも合わせてご紹介していきますので、最後まで読んで是非参考にしてみてください。

Yahoo!ショッピングと他モールとの違い

Yahoo!ショッピングで売上を伸ばすためには、まずYahoo!ショッピングと他モールとの違いを理解しておく必要があります。両者の違いには大きく以下のようなものがあります。
  • ・数あるオリジナルキャンペーン
  • ・PayPayとの親和性が高い
  • ・初期費用・月額固定費・売上ロイヤルティが無料
  • ・メルマガ配信が無料
Yahoo!ショッピングではキャンペーンが豊富に用意されているのが特徴です。「5のつく日キャンペーン」や「超PayPay祭」、「倍!倍!ストア」などが定期的に催されているため、ユーザーが集中するタイミングに合わせて販促を実施することができます。またPayPayユーザーはYahoo!ショッピングのお買い物で、ポイントが高還元される機会が多く親和性が高いです。そのほか初期費用や月額固定費といったコストが必要ないため、手軽に始められるのも大きなポイントとなっています。

Yahoo!ショッピングでやるべき対策4選

Yahoo!ショッピングでやるべき対策4選
Yahoo!ショッピングの特徴を把握したら、次にYahoo!ショッピングでやるべき対策を見ていきましょう。売上を上げるためには、自ストアにユーザーを呼び込む集客対策が重要となります。

前述したとおりYahoo!ショッピング初期費用などのコストが掛からず誰でも始めやすいのがメリットです。しかし誰でも始めやすいということは、ストア数が増えやすくライバルも多い環境でもあります。そのため商品の品質や機能だけでなく、集客や販促面での対策が重要となるのです。
今回は具体的な対策として以下の4つの方法をご紹介していきます。
  • ・検索上位に表示されるためのSEO対策
  • ・「アイテムマッチ」の活用
  • ・「PRオプション」の活用
  • ・優良顧客層向けの販促の実施

検索上位に表示されるためのSEO対策

ユーザーにたくさん訪問してもらうためにはSEO対策は欠かせません。しっかりとしたSEO対策が施されている商品は、検索結果ページ上位に表示されやすくなります。上位表示された商品は、ユーザーの目に触れる機会が多くなることから自然と集客力も高まります。
具体的なSEO対策としては、項目別に以下のようなポイントに気を付けておきましょう。
商品名 正確な商品の名前を入力。SEO対策では先頭の25文字が重要。
プロダクトカテゴリ 最適なカテゴリを選んで設定。カテゴリ・検索結果ページでの商品表示に大きく影響。
ブランドコード Yahoo!ショッピングが各ブランドに定めたコード。設定すると自店の商品を紐づけできるので流入経路の広がりに期待ができます。
JAN/ISBNコード 設定すると商品価格をそれぞれ比較できるページに商品が表示されるようになります。
商品情報 メーカー名や仕様、用途などを入力。ユーザーが望む情報をキーワードに設定できれば検索上位表示に繋がります。
上記の中で最も重要なのが商品名です。SEO対策では先頭の25文字が重要なため、強化したいキーワードを入れる場合はなるべく先頭に入れるようにしましょう。また記号を入れると減点対象になるので注意が必要です。

「アイテムマッチ」の活用

売上増加にはアイテムマッチを活用していくことも重要です。アイテムマッチとは、Yahoo!ショッピング出品者向けの広告で、カテゴリリストページや商品検索結果の専用枠に表示されるクリック課金型の広告となっています。
アイテムマッチは一般の商品よりも上位に表示されるためユーザーの目に留まりやすくなります。関連するキーワードや、同一のカテゴリに興味のあるユーザーにその商品を注目してもらえる可能性が高くなります。また自然な感じで表示されるので、広告でありながらも違和感なくユーザーに受け入れてもらえるのも特徴です。

アイテムマッチはクリックされた数だけ広告費が課金されるクリック課金型の広告で、最低入札単価は1クリック25円となっています。表示だけでは費用が発生せず、クリックされて初めて費用が掛かるシステムです。また指定予算に達すると自動でストップするため予定以上の費用が掛かりません。広告掲載場所は入札単価が高いほど、ユーザーの目に触れやすい有利な位置になります。特定の商品で集客を狙いたい場合は個別入札で広告予算を投入するといった運用が可能です。

「PRオプション」の活用

Yahoo!ショッピング出店者向け広告である「PRオプション」の活用もストア運営する上では検討しておきましょう。PRオプションは成果報酬型の広告で、設定料率に応じてYahoo!ショッピング内の検索結果やカテゴリリストページ、季節の特集ページなどに掲載し商品をPRできる広告です。広告料率を高く設定するほど掲載される場所が増えたり、ページ上位に表示されやすくなります。

PRオプション料率は、1%~30%の範囲で出店者側が自由に設定することができます。 仮に販売価格10,000円(税抜)の商品に料率10%のPRオプションを設定して購入が成立した場合、10,000円(税抜)× 10% = 1,000円が成果報酬としてYahoo!ショッピングに支払われることになります。

PRオプションはストア内の全商品に一律で同一料率にすること、商品ごとに料率を変えて設定することが可能です。たとえば全商品を一律の料率で設定すると商品が各所に掲載されるためストア全体の売上アップに期待できます。また全商品に1%以上の料率を設定するとストアーズアールエイトを無料で利用することが可能です。

優良顧客層向けの販促の実施

売上アップを目指すならば、ターゲットを絞り優良顧客層向けの販促を実施していくのもポイントとなります。優良顧客層へのアプローチはストアーズアールエイト(STORE’s R∞)の利用がおすすめです。

ストアーズアールエイトでは、ストアの顧客情報の分析や配信対象者に合わせたクーポン発行などができる管理ツールです。ターゲットを絞ることで、より効果の高いプロモーションを行えるのが特徴です。比較的購買意欲が見込めるYahoo!プレミアム会員限定に絞って販促できるのはもちろん、更に細かい設定も可能です。たとえば、「過去にリピート履歴があるYahoo!プレミアム会員ユーザーに対して2,000円OFFのクーポン配布」や「過去に3回以上購入したユーザーにセールのバナー表示」など条件に合わせたアプローチができます。
ストアーズアールエイトを利用するためにはプロモーションパッケージへの加入、または全商品1%以上のPRオプション料率設定が必要です

まとめ

Yahoo!ショッピングで売上を上げるために必要な対策や、他モールとの違いについてご紹介してきました。
Yahoo!ショッピングは他モールと違い、初期費用や月額固定費といったコストが掛からず手軽に始められる特徴がありました。またオリジナルのキャンペーンが多く参加ユーザーが多いのも魅力のひとつです。 しかしその分、ライバルが増えやすい環境でもあるため、しかっりとした対策を講じていく必要があります。SEO対策やターゲットを絞った販促、アイテムマッチやPRオプションなどを上手に活用して、ストアを運営していきましょう。
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編集者O

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