LTV
LTVの考え方は、多くの顧客との取引が一度限りでは終わらないことに起因します。ひとりの顧客が、自社との取引開始から終了まで(顧客ライフサイクル)の間に、総合的にどれだけの利益をもたらしたのか、その収益総額を算出する指標となります。
LTVを算出するための計算式は、状況に応じてさまざまあるのですが、その一例となるのが下記です。
- ● LTV = 平均購買単価 × 購買頻度 × 継続購買期間
- ● LTV = 顧客の年間取引額 × 収益率 × 顧客としての継続年数
- ● LTV = 顧客の平均購入単価 × 平均購入回数
大きな流れとして、「平均購入単価を上げる」「購買頻度を上げる」「継続購買期間を伸ばす」「獲得費用を下げる」「維持費用を下げる」といった施策を推進することで、LTVが向上していていきます。
企業は新規顧客を獲得するために、さまざまな施策やコストを投入します。取引を一度だけで終了させず、その後も顧客との良好な関係を築き、維持・拡大していくことで、LTVが向上していき、企業の総合的な収益アップが見込めるようになるのです。
最新記事 by 編集者 A (全て見る)
- 楽天RPP広告のキーワード設定術 - 8月 3, 2023
- 楽天CPA広告で結果自体は保証!その効果的な運用方法と活用術 - 8月 2, 2023
- 楽天ROOMで店舗運営を活性化!お客様の声の活用術 - 8月 1, 2023
コメント