アップセル
具体的には既存顧客に今よりも上位のモデルに乗り換えてもらうことや、見込み顧客に検討しているモデルよりも上位のモデルを購入してもらう販売促進手法です。
例えば、スタンダードプランからプレミアムプランへの変更など上位サービスへの切り替えの提案や、5万円の家電を検討している顧客により高性能で利便性の高い10万円の家電を購入してもらうこと、単発購入顧客に対して定期購入の案内、などが挙げられます。
現在の商品やサービスを高価なものへスイッチしてもらうことで、顧客数を増やすことなく効率的に売上の拡大が見込めることや、高単価戦略により収益性の向上が狙えます。
アップセルは既存顧客や見込み顧客をターゲットとするためアプローチがしやすいという特徴があります。
しかしその反面、自社ロイヤリティが低い顧客への提案は効果が薄く、場合によってマイナス効果に繋がる可能性があるため注意が必要です。
そのため顧客情報の収集や分析を行い、ターゲットとする顧客の選定や、普段から顧客ロイヤリティを高める施策が重要となってきます。
また、似たような言葉としてクロスセルという手法があります。
こちらは関連商品を一緒に購入してもらうというもので、アップセルとは違う角度から顧客単価を高めようとする販売促進手法です。
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