決済サービス「Shopify payment」とは?手数料や導入方法を解説

決済サービス「Shopify payment」
ECサイトを運営するうえで悩みの種となりやすいのは、「どの決済サービスを選べば良いのか」です。これからECサイトの運営にチャレンジしてみたい方であれば、なおさらでしょう。

そのような方におすすめの決済サービスは、Shopify paymentです。Shopifyが提供する決済サービスなので初心者でも簡単に導入できるためです。ほかにも、主要なクレジットカードに対応していることや、決済手数料の安さ・国内外での決済に対応していることなどのメリットもあります。
本記事では、Shopify paymentのメリットや決済手数料、導入方法について詳しく解説します。

決済サービスのShopify payment(ショッピファイ ペイメント)とは

hopify paymentとは、Shopifyが提供している決済サービスのことです。Shopify paymentで利用できる決済方法は以下のとおりです。
  • ・クレジットカード決済
    VISA・Mastercard・American Express・JCBを利用できます。
  • ・Shop Pay
  • ・Apple Pay
  • ・Google Pay
クレジットカード決済やShopifyストアの決済方法であるShop Pay以外にも、Apple Pay・Google Payにも対応していることが魅力です。

Shopify paymentのメリット

Shopify paymentのメリットは、Shopifyを利用してECサイトを構築すると簡単に導入できることです。また、主要なクレジットカードが使えるだけではなく、数多くの決済方法に対応できるのもメリットです。決済方法をどれにすれば良いのか迷わずに済むので、自社商品の訴求や商品の追加といった運営に力を注げるでしょう。

Shopify paymentには、ほかにも「取引手数料が無料」「国内外で決済可能」「カゴ落ち率を防止できる」といったメリットもあります。これらの3つのメリットについて詳しく解説します。

取引手数料が無料になる

Shopify paymentを利用するためには、初期費用や取引手数料がかかりません。そのため、売り上げから利益を確保しやすいのがメリットです。また、取引手数料はかからないものの、決済手数料は必要となります。こちらについては後ほど詳しく解説します。

一方、ShopifyでShopify payment以外の外部決済サービスを利用する際には、以下の取引手数料が必要です。
プラン名 取引手数料
ベーシック 2.0%
スタンダード 1.0%
プレミアム 0.5%
Shopify Plus 0.15%
外部決済サービスを利用すると、これらの取引手数料に加えて決済手数料が必要となります。つまり、Shopify paymentは取引手数料がかからないためお得な決済サービスといえるのです。

国内外で決済可能

Shopify paymentのメリットは、国内外の決済に対応できることです。具体的にいえば、円以外の通貨の決済にも対応できるのです。
例えば、越境ECのように海外に向けて商品を販売した際に、その地域の通貨で決済できないとユーザーにとって利便性が悪くなります。もし、通貨に対応できないと、購入をあきらめてしまう原因にもなるでしょう。このように、複数の通貨に対応できることは、越境ECを構築するうえでは重要です。

国内向けのECサイトだけではなく、海外への進出も考えている方は、このような国内向け・海外向けの決済を同時に担えるサービスをおすすめします。国内向けと海外向けの決済サービスを分けてしまうと、管理や運用が大変で作業も煩雑になるためです。

カゴ落ち率を低下させる

Shopify paymentは、クレジットカード決済・Shop Pay・Apple Pay・Google Payなど、複数の決済方法を同時に導入できます。このような複数の決済方法を提供できることは、カゴ落ち率を低下させるのに役立ちます。
例えば、ECサイトで商品を購入しようとしたとき、「クレジットカード決済」が利用できない場合はどうしますか。それ以外の方法で決済する方もいるかもしれませんが、クレジットカード決済で購入したい方は別のECサイトを探すでしょう。

カゴ落ちとは、商品をショッピングカートに入れたものの、購入に至らなかったケースのことです。つまり、支払い方法の選択肢が少ないとカゴ落ちするリスクが高まるのです。Shopify paymentであれば、豊富な選択肢を提供できるのでカゴ落ちを防ぎ、販売機会の損失を抑えてくれます。

Shopify paymentの決済手数料

Shopify paymentの決済手数料
Shopify paymentを利用する際、取引手数料はかかりませんが、決済手数料は必要となります。クレジットカード決済にかかる決済手数料は、以下のとおりです。
プラン名 ベーシック スタンダード プレミアム Shopify Plus
日本のオンラインクレジットカード手数料 3.4% 3.3% 3.25% 3.15%
海外/American Expressのオンラインクレジットカード決済 3.9% 3.85% 3.8% 3.75%
JCBのオンラインクレジットカード決済 4.15% 4.1% 4.05% 3.75%
このように、Shopify paymentの決済手数料は顧客が使用するクレジットカードの種類や、ストアが契約しているプランによって変動します。
ベーシックプランは月額25ドルと比較的安価に利用できるサービスですが、決済手数料は3.4~4.15%と低く設定されているといえるでしょう。このように、手軽な価格でECサイトを構築・運営できるのがShopifyの人気の秘密です。

Shopify paymentの導入方法

Shopify paymentは複数の決済方法が導入できるため、「導入は難しそう」と思うかもしれませんが、そのようなことはありません。簡単な設定で導入できるため、操作に不慣れな方であっても迷うことは少ないでしょう。

Shopify paymentを導入するためには、以下の5つの手順が必要です。
  • 1.Shopify paymentの有効化
  • 2. 必要事項の記入
  • 3. Shopifyペイメントの設定
  • 4. テストモード
  • 5. 販売を開始
一連の手順について詳しく解説します。

Shopify  paymentを有効化

まずは、Shopify paymentを有効にする手順を解説します。
Shopifyアカウントでログインして、管理画面へ移動しましょう。ストア管理画面の左下に、歯車マークのアイコンとともに「設定」の表示があるはずです。見つけたら「設定」をクリックしてください。
設定画面では「ストアの詳細」が表示され、左サイドバーにはプランや請求情報などの項目が並んでいます。左サイドバーのなかから「決済」を選びましょう。決済を選択すると、Shopify paymentや別の決済方法、手動の決済方法の項目が表示されます。そのなかから「Shopifyペイメントを有効にする」をクリックしてください。 すると、必要事項の入力画面に進みます。

必要事項の記入

次の手順は、必要事項の入力画面の欄を埋めていきます。入力項目は以下のとおりです。
  • ・会社(個人事業主)情報
  • ・個人情報
  • ・銀行口座(売上金を受け取り用)
  • ・銀行情報
  • ・サービスの詳細
  • ・請求明細書の情報
入力を終えると、「アカウントの設定を完了する」をクリックしてください。

補足すると、売上金は指定した銀行口座に振り込まれ、その際の振込手数料はかかりません。また、入金サイクルが早いのもShopify paymentの魅力で、デフォルトの設定だと毎週金曜日に振り込まれます。つまり、最短で売り上げから5日後に口座へ入金されるのです。
入金日は、設定画面より変更も可能で、毎月の指定日に振り込む方法や毎週指定した曜日に振り込む方法から選択できます。

Shopify ペイメントの設定

必要事項の入力が完了すると、次はShopify paymentの設定をします。設定項目は、以下のとおりです。

通知

通知設定をオンにすると、支払いがある度にメールにて通知がきます。

不正注文の防止

不正注文の防止の項目に、「AVS(住所確認システム)の郵便番号の認証に失敗した支払いを拒否する」「CVVの認証に失敗した支払いを拒否する」があります。クレジットカードの不正利用を防ぐために、2つとも設定することをおすすめします。

3Dセキュア認証の有無

3Dセキュア認証は本人確認に関係する設定のため、不正注文の防止の観点から認証がおすすめです。

カードブランドの選択

VISA・Mastercard・American Express・JCBのなかから、利用したいカードブランドを選択します。

チェックアウトの簡略化

顧客が購入画面において、配送先情報やクレジットカード情報の入力を簡略化できる設定です。
これらの設定が完了すると、Shopify paymentが使える状態となります。

テストモード

Shopify paymentが正常に使えるかどうかを確認するために、実際に運営しているストアからテスト注文をします。テスト注文をするためには、Shopify paymentをテストモードにする必要があります。
テストモードにするためには、設定の決済から「Shopify payment」を選択し、ページ下部にある「テストモードを使用する」にチェックを入れてください。テスト注文のカード情報は、Shopify公式サイトで公開しているテスト用カード情報を利用しましょう。

注意点は、テストモードにすると顧客が注文できない状態となることです。そのため、サイトを公開する前にしっかりとテストをしておくことがおすすめです。また、公開時にテストモードを解除することも忘れないでください。

参考:Shopify公式サイト「Shopify ペイメントのテスト」
https://help.shopify.com/ja/manual/payments/shopify-payments/testing-shopify-payments

販売を開始

テスト注文で問題ないことが確認できると、テストモードを解除します。この段階になると、顧客はいつでもストアから注文ができる状態です。集客や商品の追加などのフロント業務に注力して売上アップを目指してください。
Shopify paymentは複数の決済方法を利用できますが、実際にストアを稼働させると、ターゲット層によっては他の決済方法が必要なこともあります。その際には、他の決済サービスを併用して、ターゲットのニーズにマッチした決済方法を充実させましょう。

まとめ

まとめ
Shopifyの決済サービスである「Shopify payment」は、多くの決済方法をユーザーに提供できるため、カゴ落ち防止に役立つでしょう。また、入金サイクルも早く、売上代金が支払われる際の振込手数料もかかりません。
このような利便性の高い決済サービスなのに、初期費用・取引手数料もかからず、必要なのは決済手数料のみです。決済手数料も月額25ドルのベーシックプランで、3.4%からと割安に設定されています。
ECサイトを構築する際には、決済サービスが充実しているShopifyを検討してみてください。
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編集者O

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