
Shopifyは、世界175カ国の数百万のネットショップが利用しているASPです。国内においても機能・デザインの拡張性から注目を集めています。そのため、Shopifyを利用してネットショップを開業したい方もいるでしょう。
Shopifyは無料お試し期間が14日間ありますので、期間中に開業準備をすることがおすすめです。
本記事では、Shopifyでネットショップの始め方や、5つの料金プランについて詳しく解説します。
Shopifyは無料お試し期間が14日間ありますので、期間中に開業準備をすることがおすすめです。
本記事では、Shopifyでネットショップの始め方や、5つの料金プランについて詳しく解説します。
目次
Shopifyの始め方

Shopifyの始め方は、以下の5つのステップがあります。
また、Shopifyでは無料お試し期間が14日間あります。
有料プランを契約する前に、使用感・機能性・デザイン性を試してみてください。有料プランに契約後も、お試し期間で設定した情報はそのまま引き継げます。有料プランで新たに設定し直す必要もありませんので、無料期間で開業準備をしましょう。
それでは、各ステップについて詳しく解説します。
- 1.Shopifyに登録
- 2.商品登録
- 3.デザイン設定
- 4.決済方法の設定
- 5.アプリの追加
また、Shopifyでは無料お試し期間が14日間あります。
有料プランを契約する前に、使用感・機能性・デザイン性を試してみてください。有料プランに契約後も、お試し期間で設定した情報はそのまま引き継げます。有料プランで新たに設定し直す必要もありませんので、無料期間で開業準備をしましょう。
それでは、各ステップについて詳しく解説します。
①Shopifyに登録
Shopifyでネットショップを開業するためには、以下のShopify公式サイトから登録を済ませましょう。
Shopify公式サイト: https://www.shopify.com/jp
公式サイトにアクセスすると「ショップを開設する」をクリックしてください。登録画面でメールアドレス・パスワード・ストア名・ストアURLなどの登録情報を入力します。
メールアドレス・パスワード・ストア名は、いつでも変更可能です。
しかし、ストアURLについては変更できませんので注意してください。Shopifyのドメインを利用してネットショップを運用する場合は、ストア名と関連したストアURLにしましょう。
一方、独自ドメインで運用する場合は、それほど重要ではないため思い悩む必要はありません。登録情報を入力するとメールアドレスに認証メールが届きますので、認証を済ませて完了です。
Shopify公式サイト: https://www.shopify.com/jp
公式サイトにアクセスすると「ショップを開設する」をクリックしてください。登録画面でメールアドレス・パスワード・ストア名・ストアURLなどの登録情報を入力します。
メールアドレス・パスワード・ストア名は、いつでも変更可能です。
しかし、ストアURLについては変更できませんので注意してください。Shopifyのドメインを利用してネットショップを運用する場合は、ストア名と関連したストアURLにしましょう。
一方、独自ドメインで運用する場合は、それほど重要ではないため思い悩む必要はありません。登録情報を入力するとメールアドレスに認証メールが届きますので、認証を済ませて完了です。
②商品登録
登録情報を入力すると、次は商品登録をします。2つ目のステップで商品登録する理由は、デザインの確認がしやすくなるためです。
Shopifyで商品を登録するには、管理画面の「商品管理」をクリックしてください。商品管理画面の右上に「商品を追加する」ボタンが表示されますので、商品登録画面に移動します。
商品登録では以下の情報を入力します。
他にもタグ・コレクションを適切に設定することで、ユーザーが探しやすくなり、ストア側でも管理しやすくなります。
Shopifyで商品を登録するには、管理画面の「商品管理」をクリックしてください。商品管理画面の右上に「商品を追加する」ボタンが表示されますので、商品登録画面に移動します。
商品登録では以下の情報を入力します。
入力項目 | 内容 |
タイトル | 商品名 |
説明 | 商品説明文 |
メディア | 商品写真・動画・3Dモデルの登録が可能 |
価格設定 | 販売価格※税込・税抜の表示方法については、設定画面の「税金と関税」から設定できます。 |
在庫 | 商品の在庫数 |
配送 | 配送方法を選択 |
オプション | カラー・サイズなどのバリエーションがある場合に利用 |
検索結果 | SEOのためにタイトルや説明文、URLの変更が可能 |
③デザイン設定
商品登録が完了すると、デザイン設定をします。
Shopifyのデザインは、テーマを変更することで全体のデザインを変えられます。簡単にサイトデザインを変更できることがShopifyのメリットです。
まず、管理画面の「オンラインストア」の「テーマ」をクリックして、「無料のテーマ」「Shopifyテーマストア」からテーマを選択します。 初めての方は無料のテーマを選ぶと良いでしょう。
Shopifyでは9種類の無料テーマがあります。お好みのテーマを選択して、「テーマライブラリーに追加する」をクリックすると、インストールされます。テーマライブラリー画面で、インストールしたテーマの「アクション」からプレビューを確認してみましょう。
テーマの「アクション」の「メインテーマとして設定」をクリックすることで、テーマをネットショップに反映できます。また、トップページ・コレクション・商品ページ・ブログ記事などのデザインを変更する場合は、テーマの「カスタマイズ」から調整することも可能です。
公式テーマは無料・有料を含めると90種類以上があります。イメージ通りのデザインがないか探してみましょう。
Shopifyのデザインは、テーマを変更することで全体のデザインを変えられます。簡単にサイトデザインを変更できることがShopifyのメリットです。
まず、管理画面の「オンラインストア」の「テーマ」をクリックして、「無料のテーマ」「Shopifyテーマストア」からテーマを選択します。 初めての方は無料のテーマを選ぶと良いでしょう。
Shopifyでは9種類の無料テーマがあります。お好みのテーマを選択して、「テーマライブラリーに追加する」をクリックすると、インストールされます。テーマライブラリー画面で、インストールしたテーマの「アクション」からプレビューを確認してみましょう。
テーマの「アクション」の「メインテーマとして設定」をクリックすることで、テーマをネットショップに反映できます。また、トップページ・コレクション・商品ページ・ブログ記事などのデザインを変更する場合は、テーマの「カスタマイズ」から調整することも可能です。
公式テーマは無料・有料を含めると90種類以上があります。イメージ通りのデザインがないか探してみましょう。
④決済方法の設定
次に決済方法の設定をします。
Shopifyでおすすめの決済方法は、Shopifyペイメントです。クレジットカードを各社に対応できるだけではなく、Google Pay・Amazon Payも利用できるためです。そのため、Shopifyペイメントを利用するために必要事項を記入しましょう。
管理画面の「設定」から「決済」を選択します。Shopifyペイメントの右横に表示されている「管理する」をクリックします。すると利用申請するための記入欄が表示されますので、必要事項を記入してください。決済画面では、Shopify以外の決済方法も選択できますので、導入する決済方法を選択しましょう。
また、顧客の支払いの確定方法についても「自動」「手動」から選べます。「自動」は注文と同時に自動的にオーソリにかけられて請求されます。「手動」は、店舗側が手動で支払いを確定させる方法です。
Shopifyで選択できる決済方法について以下より詳しく解説します。
Shopifyでおすすめの決済方法は、Shopifyペイメントです。クレジットカードを各社に対応できるだけではなく、Google Pay・Amazon Payも利用できるためです。そのため、Shopifyペイメントを利用するために必要事項を記入しましょう。
管理画面の「設定」から「決済」を選択します。Shopifyペイメントの右横に表示されている「管理する」をクリックします。すると利用申請するための記入欄が表示されますので、必要事項を記入してください。決済画面では、Shopify以外の決済方法も選択できますので、導入する決済方法を選択しましょう。
また、顧客の支払いの確定方法についても「自動」「手動」から選べます。「自動」は注文と同時に自動的にオーソリにかけられて請求されます。「手動」は、店舗側が手動で支払いを確定させる方法です。
Shopifyで選択できる決済方法について以下より詳しく解説します。
Shopifyの決済方法
Shopifyの決済方法は、「Shopifyペイメント」「PayPal」「Amazon Pay」「手動の決済方法」から複数の方法を選択できます。
Shopifyペイメント
利用申請することで「VISA」「MasterCard」「American Express」「JCB」のクレジットカードが利用できます。他にもShop Pay・Apple Pay・Google Payなどの支払い方法に対応できるため、おすすめの決済方法です。
PayPal
PayPalは電子決済サービスです。PayPalアカウントを持っているユーザーにとっては、PayPal支払いができると利便性が高くなります。
Amazon Pay
Amazon PayはAmazonアカウントを利用した決済方法のことで、個人情報の入力を省けるなどAmazon会員にとって利便性の高い支払い方法です。
手動の決済方法
代引きや銀行振込などの方法を追加する場合は、手動の決済方法に記載します。その他の決済方法を利用する場合も、手動の決済方法で設定します。
⑤アプリの追加
Shopifyの魅力は、アプリを追加することで機能を拡張できることです。
アプリを追加するには、管理画面の左下に表示されている「アプリを追加」から必要なアプリを選びます。Shopifyアプリストアでは、7,000以上のアプリが公開されています。その中には、無料のアプリもあれば、有料のアプリもあるので、費用についてはインストールする際に必ず確認しましょう。
Shopifyは世界中で利用されているため、アプリの説明やタイトルに英語が使われていることがほとんどです。そのため、ブラウザの翻訳機能を活用するなど、英語の対応が必要になります。
Shopifyアプリストアでは、目的別にアプリを紹介していますので、目的に合ったアプリを探してみましょう。
アプリを追加するには、管理画面の左下に表示されている「アプリを追加」から必要なアプリを選びます。Shopifyアプリストアでは、7,000以上のアプリが公開されています。その中には、無料のアプリもあれば、有料のアプリもあるので、費用についてはインストールする際に必ず確認しましょう。
Shopifyは世界中で利用されているため、アプリの説明やタイトルに英語が使われていることがほとんどです。そのため、ブラウザの翻訳機能を活用するなど、英語の対応が必要になります。
Shopifyアプリストアでは、目的別にアプリを紹介していますので、目的に合ったアプリを探してみましょう。
Shopifyの5つのプラン

Shopifyの無料期間は14日間です。その後も利用するためには有料プランへの切り替えが必要です。Shopifyの料金プランは以下の5つがあります。
- ・Shopify lite
- ・ベーシックプラン
- ・スタンダードプラン
- ・プレミアムプラン
- ・Shopify Plus
Shopify lite
Shopify liteは月額9ドルで利用できるプランです。Shopify liteの特徴は、すでにブログやSNSなどの販売チャネルがあり、そこにカート機能を追加したいストア向けのプランです。Shopify liteでは、ネットショップを構築できないので注意しましょう。
Shopify liteの決済手数料は以下のとおりです。
Shopify liteの決済手数料は、次に紹介するベーシックプランと同じです。そのため、ベーシックプランとShopify liteの大きな違いは、ネットショップを構築できるかどうかです。
ネットショップを始めたい方はベーシックプラン以上を選択しましょう。SNSなどの販売チャネルをすでに運営しており、カート機能だけ欲しい方はShopify liteがおすすめです。
Shopify liteの決済手数料は以下のとおりです。
料金 | 月額9ドル |
日本のクレジットカード手数料 | 3.4% |
海外やAMEXのクレジットカード手数料 | 3.9% |
外部サービス取引手数料 | 2.0% |
スタッフアカウント数 | 2 |
ネットショップを始めたい方はベーシックプラン以上を選択しましょう。SNSなどの販売チャネルをすでに運営しており、カート機能だけ欲しい方はShopify liteがおすすめです。
ベーシックプラン
Shopifyの「ベーシックプラン」は、月額25ドルで利用できる料金プランです。初期費用は発生しませんので、月額25ドルでネットショップを開業できます。ベーシックプランは、低コストなため初心者の方でもネットショップにチャレンジしやすい料金プランといえるでしょう。
ベーシックプランの決済手数料は以下のとおりです。
低コストですが、機能性・デザイン性は他のプラン同様に拡張できます。また、Shopifyは全プランで登録できる商品数や画像容量に制限がありません。つまり、月額25ドルで商品数1万以上のネットショップを構築することも可能です。
ベーシックプランのデメリットは、スタッフアカウントが2つしかないことです。ネットショップの規模が大きくなり、スタッフの人数が増えるとスタンダードプランへの乗り換えを検討しましょう。
ベーシックプランの決済手数料は以下のとおりです。
料金 | 月額25ドル |
日本のクレジットカード手数料 | 3.4% |
海外やAMEXのクレジットカード手数料 | 3.9% |
外部サービス取引手数料 | 2.0% |
スタッフアカウント数 | 2 |
ベーシックプランのデメリットは、スタッフアカウントが2つしかないことです。ネットショップの規模が大きくなり、スタッフの人数が増えるとスタンダードプランへの乗り換えを検討しましょう。
スタンダードプラン
スタンダードプランは、月額69ドルでスタッフアカウントが5つに増えます。そのため、ネットショップの規模が大きくなり、複数人のスタッフで運営しているサイトに向いているプランです。
決済手数料も以下のように、ベーシックプランに比べてお得になります。販売量が増えるほど、決済手数料のコストを抑えられます。
決済手数料の特徴として、外部サービス取引手数料が1.0%になることです。ベーシックプランと比較すると半分です。代金引換やコンビニ決済など、外部決済サービスの割合が多いストアにとっては大きな違いになるでしょう。
スタンダードプランでは、「Eコマースオートメーション」機能が追加されます。この機能では、手動タスクの自動化ができるため、効率的な運営が可能になります。
決済手数料も以下のように、ベーシックプランに比べてお得になります。販売量が増えるほど、決済手数料のコストを抑えられます。
料金 | 月額69ドル |
日本のクレジットカード手数料 | 3.3% |
海外やAMEXのクレジットカード手数料 | 3.85% |
外部サービス取引手数料 | 1.0% |
スタッフアカウント数 | 5 |
スタンダードプランでは、「Eコマースオートメーション」機能が追加されます。この機能では、手動タスクの自動化ができるため、効率的な運営が可能になります。
プレミアムプラン
スタンダードプランでネットショップの規模が大きくなると、5つのアカウントでは足りなくなるでしょう。そのような大規模のネットショップ運営に向いているプランは、「プレミアムプラン」です。
プレミアムプランでは、スタッフアカウント数が15、ロケーション数が8に増えます。複数の実店舗を運営している場合や、越境ECなどで複数の国に活動拠点や物流拠点がある場合に役立ちます。
プレミアムプランの決済手数料は以下のとおりです。スタンダードプランよりも割安に設定されています。
プレミアムプランで追加される機能は、「外部サービス計算済み配送料」「関税と輸入税の計算機能」「市場別カスタム価格設定」です。これらの機能により、さらなる業務効率化と収益アップを狙えます。また、越境ECで世界を相手にビジネスをしたい方にも、「関税・輸入税の計算機能」は魅力があるでしょう。
プレミアムプランでは、スタッフアカウント数が15、ロケーション数が8に増えます。複数の実店舗を運営している場合や、越境ECなどで複数の国に活動拠点や物流拠点がある場合に役立ちます。
プレミアムプランの決済手数料は以下のとおりです。スタンダードプランよりも割安に設定されています。
料金 | 月額299ドル |
日本のクレジットカード手数料 | 3.25 |
海外やAMEXのクレジットカード手数料 | 3.8% |
外部サービス取引手数料 | 0.5% |
スタッフアカウント数 | 8 |
Shopify Plus
Shopify Plusは、Shopifyの最上位の料金プランで、機能性・拡張性に最も優れているプランになります。例えば、チェックアウト画面のカスタマイズが可能といった具合です。
また、業務の自動化によって省人化を目指すこともできるでしょう。他にも購入体験の向上によるコンバージョン率アップなどの効果もあります。さらに、複数の通貨・多言語への対応も可能になり、メインストア以外に9つの追加ストアも費用なしで作成できます。多言語のストア運営もできるでしょう。
Shopify Plusの決済手数料は以下のとおりです。
最上位プランであることから月額2,000ドルと高額です。また、月商が80万ドルを超えた場合は、売上の0.25%の変動制に移行します。
また、業務の自動化によって省人化を目指すこともできるでしょう。他にも購入体験の向上によるコンバージョン率アップなどの効果もあります。さらに、複数の通貨・多言語への対応も可能になり、メインストア以外に9つの追加ストアも費用なしで作成できます。多言語のストア運営もできるでしょう。
Shopify Plusの決済手数料は以下のとおりです。
料金 | 月額2,000ドル~ |
日本のクレジットカード手数料 | 3.15 |
海外やAMEXのクレジットカード手数料 | 3.75% |
外部サービス取引手数料 | 0.15% |
スタッフアカウント数 | 無制限 |
まとめ
Shopifyでネットショップ開業を検討している方は、無料お試し期間を利用してみましょう。14日間もあるので、本記事で紹介した5つのステップだけではなく、デザインのカスタマイズや多数の商品を登録することも可能です。
無料期間で開業の準備を進めることで、有料プランへ切り替え後は集客・販売活動に注力できるでしょう。
Shopifyでは、ネットショップの規模や目的に応じて5つの料金プランがあります。初めてネットショップの運営にチャレンジする方は、ベーシックプランをおすすめします。ベーシックプランは月額25ドルでありながら、豊富な機能・デザインを利用できるためです。また、商品登録数が無制限な点もネットショップ運営者にとって嬉しいポイントでしょう。
無料期間で開業の準備を進めることで、有料プランへ切り替え後は集客・販売活動に注力できるでしょう。
Shopifyでは、ネットショップの規模や目的に応じて5つの料金プランがあります。初めてネットショップの運営にチャレンジする方は、ベーシックプランをおすすめします。ベーシックプランは月額25ドルでありながら、豊富な機能・デザインを利用できるためです。また、商品登録数が無制限な点もネットショップ運営者にとって嬉しいポイントでしょう。
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