そこでこの記事では、ひとり暮らしの狭いお部屋でも広く見えるポイントやおすすめインテリアについて解説していきます。
白を基調とした統一感のあるリビングにする
白やパステルカラーのような明るい色は膨張色と言われており、空間を広く見せる効果があります。そのため白をベースカラーに使ってお部屋を整えると、明るく広々とした雰囲気を持たせることができます。また白は清潔ですっきりといった印象も与えることが可能です。無彩色である白は人の心理的に圧迫感を与えないため、ベースカラーにすると全体的に軽いイメージに仕上がります。
そのほかひとり暮らしの狭いリビングを広々と見せるポイントとして、抜け感がある家具を置くことが挙げられます。白色の収納家具はすっきりして見えること、また膨張色が空間を広げて見せてくれる効果があるため抜け感が満載です。本や小物を飾れるディスプレイ収納ラックや、吹き抜けが印象的なアイアンラックなどの白いインテリアアイテムを活用してコーディネートしていきましょう。
ガラス素材のインテリアを取り入れる
そんなガラスを使ったアイテムをお部屋に取り入れると、お部屋の中で光の当たる空間を増やすことになり、明るくすっきりとした雰囲気に仕上げることができます。またお部屋の中で光が当たる部分が多くあると空間が広がったように感じるため、狭く感じるリビングを広く見せるのにも効果的です。
狭いリビングを広々と見せるポイントは抜け感があることでしたが、透明素材のインテリアは床面や奥行きが透けて見えるため「視線の抜け」をかんたんに作ることができます。たとえばリビングの真ん中にガラスのテーブルをひとつ置くだけで抜け感たっぷり。更に外からの光も中の光も活用できてすっきり見せることができるでしょう。
そのほかにも、ガラスラックやガラス製のチェストを取り入れるのもおすすめです。収納もガラス素材だと圧迫感を感じさせず、すっきりとした印象になります。
棚や壁は埋め尽くさず余白を作る
家具やインテリアをバラバラと配置するのではなく、片側に寄せて配置したり、余白を作るためにコーナーにまとめたりと空間を作ることを意識してレイアウトを工夫してみましょう。また棚やラック、テレビまわりもバランスよく余白を取ることを意識してみてください。
棚やラックなどの収納スペースに隙間なくきっちりモノが入っているのは、収納の面では理想的かもしれませんがお部屋に圧迫感が強い印象を与えてしまいます。見せる収納をポイントに詰め込みすぎず、適度に余白をとることが広々とみせるコツです。視線が抜けるようなものを配置すると、圧迫感がなくすっきりと見えるため、棚やラックには後ろの壁まで見える背板がないタイプを選ぶと、より開放感が生まれます。
高さの低い家具でまとめる
自分の目線よりも高い家具に囲まれていると視線を遮られてしまい圧迫感を感じることが多くなります。そのためなるべく低めの家具を選ぶようにすると抜け感のあるお部屋に仕上げることができます。
高さの目安としては、椅子に座った生活スタイルあれば90cm程度、床に座った生活が中心ならば高さ50cm程度までに抑えておくと圧迫感が抑えられるのでおすすめです。とはいっても、収納スペース確保のために背の高い家具を設置しなければならないこともあるでしょう。そんなときは、収納家具の色を壁と合わせてなじむようにしてスッキリ見せたり、敢えてスリムなデザインのものを選んでメリハリを強調してみたりするとおしゃれな空間が演出できます。
また家具の配置もちょっとしたポイントです。部屋の手前に背丈の高い家具、部屋の奥に行くにつれて背の低い家具を配置すると遠近法の効果で立体感や奥行き感が生まれ、部屋が広く見えるようになります。
まとめ
広々と見せるポイントは「抜け感」でした。白を基調としたコーディネートや、ガラス素材のインテリアを取り入れると抜け感が作りやすくなります。そのほかにも、余白を作ったり、背丈の低い家具でまとめたりする方法も有効です。
抜け感を意識して広々とした空間をコーディネートしてみてください。
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