近ごろ、よく目にするようになった「サスティナブル」というワード。
今回は弊社ですすめているサスティナブルな取り組みについてご紹介していきます。
目次
なぜサスティナブルな取り組みが必要なのか
近年、畳離れが進み国内の栽培農家は激減、軒数はピーク時の1/20にまで減っています。
実はい草の田んぼで採れるい草のうち、商品化されるのは約60%。約4割ものい草が、長さが足りなかったり不揃いだったりといった理由で廃棄されています。
い草農家の方たちが事業を継承していくために改善すべき課題は2つ。
- ●生産されたい草の使用率を上げること
- ●い草商品そのものの需要を高めていくこと
これらを少しずつでも改善することでい草の生産が持続できると考えています。
イケヒコが実践したサスティナブルな取り組みとは?
例えば・・・
- ●使用頻度の低い、短いい草を使う
- ●端材は、細かくチップ状にし枕の中材にする
- ●い草のロスを減らすサイズにする
小さな工夫を1つ1つの商品に込めることで、 生産ロスを減らし焼却処分を減らせます。 い草の栽培、織り、加工、そしてお客様へ。そんなモノづくりを通じて未来へ繋ぐサイクルを築いていきます。
サスティナブルな取り組みで生まれた “irucico”ブランド
「イルシコ」とは、九州の言葉で「必要な分だけ」という意味で、日々の暮らしの中で“それ以上でもそれ以下でもなく、必要なものを必要な分だけ”取り入れることでより丁寧な暮らしのできるインテリア商品にしました。
“irucico”のこだわりポイント
- ●泥染めしていない無染土い草を使う
- ●使用頻度の低い短いい草を使う
- ●い草のロスを減らすサイズにする
それでは1つ1つ紹介していきましょう!
泥染めしていない無染土い草を使う
そのため生産者の方への負担を減らし、カーペットとして使用する際は乾拭きする手間を省くことができます。
使用頻度の低い短いい草を使う
そのため短いい草は小物や雑貨商品にしか使用されないのですが、今回小物商品を増やし生活の中になじみやすいシンプルなテイストに仕上げました。
い草のロスを減らすサイズにする
破棄される部分にもい草の機能はあります。
製品サイズを35cm幅のサイズにしてロスがでない生産を実現しました。
自然素材のい草をお部屋の空間に取り入れることのメリット
そんない草をお部屋の空間に取り入れることで得られる9つのメリットをご紹介していきます。
空気をキレイにしてくれる
湿度を調整してくれる
ニオイの元を軽減してくれる
燃えひろがりにくい
汚れにくい
リラックス効果がある
集中力持続効果がある
ほどよいクッション性
夏は涼しく、冬は温かく
夏はサラリと快適に過ごすことができ、冬はほのかに温かい空間を作ってくれます。
皆さんも自然素材のい草を取り入れたサスティナブルな暮らしや丁寧な暮らしをはじめてみてはいかがでしょうか?
今、わたしにできること。 未来のためにできること。
わたしたちは、インテリアを通して未来のために何が出来るのか深く追求し続けます。 環境に配慮した暮らしを提供し、より多くの方に使って頂く皆さまと共に次の未来へひとつひとつ繋いでいきます。
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